1997-12-03 第141回国会 衆議院 決算委員会 第7号
三菱石油のベトナム石油開発事業の節目節目に効果的な献金が行われているというのが、この事実からもおわかりだと思います。三菱石油が何の見返りもなく巨額の献金を提供したとはとても考えられません。
三菱石油のベトナム石油開発事業の節目節目に効果的な献金が行われているというのが、この事実からもおわかりだと思います。三菱石油が何の見返りもなく巨額の献金を提供したとはとても考えられません。
ただ、私たち調べてみましたけれども、あなたがベトナム石油開発に非常に深くかかわっているのじゃないかと思うのです。 その証拠ですけれども、私どもの調べでは、九三年十一月一日、九四年三月十四日、同六月十八日、同九月十一日、九五年三月十二日、五回にわたりましてベトナムを訪問していらっしゃいます。このうち、九四年六月十八日の訪問は、三菱石油の出油を確認する二日前に行っていらっしゃるわけです。
この事件は、泉井氏が石油製品の業転取引を装って手に入れた常識外れの資金、利益をもとに通産省の官僚やあるいは石油公団の幹部を長期に広範にわたって接待をして、三菱石油のベトナム石油開発の資金確保に便宜を図るなど、通産行政をゆがめたおそれが持たれている事件であります。
そういった泉井石油商会問題、これはマスコミが取り上げている中には、ベトナムにおきます円借款並びにベトナム石油開発のことも俎上にのせられているわけでございますので、私はきょう、このベトナムヘの円借款とそれからベトナム石油開発について質問を行っていきたいと思います。